花田からはばたく

卒業生インタビュー

篠崎 由貴子 さん

日本鍼灸理療専門学校 本科 第2部(夜間部)
平成8年度卒業

鍼灸院・マッサージ院開業 鍼灸・指圧 六番町ぬちぐすい (静岡県静岡市)

私の仕事の活力は音楽。趣味の音楽演奏会を企画している時ふと思う。一人で開業することは演奏会を一人でやることと似ていると。企画するプロデューサー、運営する裏方、ステージに立つプレイヤーを一人でこなしている様なものだ。それは全てを自らの采配で自由に存分できるということだ。この喜びは計り知れない。ただし、集客(患者数)が悪く大赤字でも、演奏(施術)が下手で二度と演奏会(鍼灸院)に来てくれなくても、これも全て自分の責任。でも、だから・・・楽しい。私にとって鍼灸院の開業は、演奏会企画と同様に、好きなことを自分らしく、気分よく、表現できることなのかも!

[写真提供 静岡新聞社]

佐野 玉恵さん

日本鍼灸理療専門学校 本科 第1部(昼間部)
昭和62年度卒業

鍼灸院・マッサージ院開業 はり・灸・指圧のリカバリ- 代々木治療室
鍼灸指圧院を開業して約20年。鍼灸治療のほか、美顔鍼、お顔のマッサージ、リフレクソロジー、オイルマッサージなども取り入れています。「楽になった」「痛みがとれた」と言っていただく時が一番うれしく、やりがいを感じますね。今後は、後に続く世代に自分が学んできたことを伝えていきたいですね。学生の皆さん、技術だけでなく人間的にも成長することを心がけ、そして医学をはじめとする幅広い知識を身につけて、未来にはばたいてください。

西塚 七海さん

日本鍼灸理療専門学校 専科 第2部(夜間部)
平成29年度卒業

鍼灸院・マッサージ院勤務 からだ元気治療院 勤務
通院が難しい高齢者や障害のある方の自宅に訪問して、鍼灸施術や運動機能を改善する仕事をしています。花田学園の実技授業では、今でもプリントや教科書を見直すほど大事なことを教わりました。施術を通して病気になってからできなかったことができるようになったと言われると大きなやりがいを感じます。患者さんがより気軽に在宅で治療や機能訓練を受けられるよう、鍼灸をもっと身近なものにすることが私の目標です。

高倉 伸有さん

日本鍼灸理療専門学校 本科 第1部(昼間部)
昭和59年度卒業

日本鍼灸理療専門学校
専任教員(S62~H20年)医学博士

研究分野 東京有明医療大学 保健医療学部 鍼灸学科 学科長
大学教員として、科学的な視点から鍼灸の治療効果を評価するための方法について研究しています。大勢の鍼灸師の方々に協力いただけているのは、本校の同窓生ネットワークがあったから。現在、鍼灸は海外でも人気が高く、とくに研究面では欧米にリードされている現状があります。とはいえ、まだ未開拓の部分も多い研究分野ですので、ぜひ新たなフィールドを見出し、世界をリードするような研究を行っていきたいと思っています。

津田 清美さん

日本鍼灸理療専門学校 本科 第2部(夜間部)
昭和61年度卒業

(公財)日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナー

トレーナー 一般財団法人トレジャーリング 元バスケットボール日本女子代表トレーナー
私は花田で資格だけでなく人との繋がりも得ることができました。私にとって大きな支えであり、大切な財産です。 自分の夢をかなえるためにはまず行動すること。勇気を持ってトライする事、諦めずにトライし続けることが大切だと思います。

會田 浩章 さん

日本柔道整復専門学校 第1部(昼間部)
平成8年度卒業

接骨院開業 カイダ接骨院 院長
私は家業が接骨院と柔道場、自身も柔道をしていたこともあり現在の職業が常に身近なものとしてあり、現在の職業をめざすのが必然として考えていました。日本柔道整復専門学校では午前柔整校、午後が鍼灸校とダブルスクールをしていたため、毎日がとても忙しかったですが、先生方や友人との交流も多く、充実した学生生活を過ごすことができました。現在、さまざまな患者様に対して「患者様本位の施術」を心がけています。症状の痛みを必ず軽減させて結果を出すための努力を惜しまないことをポリシーにしています。 痛みを訴え来院された方に、帰りには喜びの笑顔で「ありがとうございました。」と言われたときが一番やりがいを感じる瞬間です。

谷 まりほ さん

日本柔道整復専門学校 第1部(昼間部)
平成21年度卒業

接骨院開業 太陽堂はりきゅう整骨院(長野県長野市)開業
現在整骨院を経営している父親の、患者さんにかけるやさしい言葉や笑顔に、人としての大きさを感じ、私もそんなホスピタリティあふれる仕事に就きたいと思いました。現在は、骨折・捻挫等の怪我をされた方へ、物理療法、手技療法、テーピング等の治療をしています。患者さん一人ひとりの訴えに耳を傾け、専門知識に基づく治療方針と、安心・信頼できる説明を心がけています。花田学園で医療に対する探究心が一層強くなり、大学院で痛みに関する研究もしていました。

勝部 由 さん

日本柔道整復専門学校 第1部(昼間部)
平成11年度卒業

接骨院開業 あすなろ整骨院 院長
整骨院で患者さんの治療にあたるほか、子どもから高齢者、アスリートまでを対象にした「バランストレーニング教室」「体幹トレーニング教室」「体のメンテナンス教室」などを開講。怪我の対策や予防ができるサッカー指導者としても活動しています。患者さん一人ひとりの要望に応じた施術を行うために、重視しているのはコミュニケーション。
「症状の根本からしっかりと改善することが大切」という花田学園で教えていただいた考え方が、日々の治療に活かされています。

山本 侑奈 さん

日本柔道整復専門学校 第1部(昼間部)
令和3年度卒業

接骨院勤務 トム鍼灸整骨院 勤務
鍼灸整骨院に勤務し、患者さんの治療のほか隣接するスポーツジムの応急処置も行っています。仕事で大切にしているのは、患者さんが話しやすい雰囲気を作ること。些細な会話が治療のヒントにつながることもあります。「痛みが取れた」「楽になった」と言葉をいただいた時にやりがいを感じますね。花田学園で思い出深いのは、クラスメイトと互いにアドバイスしながら練習したこと。先生たちの何気ないアドバイスが現場で役に立つことも多いです。

成瀬 秀夫 さん

日本柔道整復専門学校 第2部(夜間部)
昭和56年度卒業

日本柔道整復専門学校 専任教員(S58~H20年)
日本柔道整復専門学校 副校長(H9~21年)
医学博士

研究分野 東京有明医療大学 副学長 保健医療学部長
私がこの道を志したのは、人々の健康の増進に貢献できると思ったからです。現在、大学教員として、解剖実習や臨床実習などの指導を担当しています。当大学が「柔道整復の最高峰」の大学として認知されるのをめざし、教育および研究に取り組む毎日です。学生には、しっかりとした技術と高い倫理観を持った、誰からも信頼される医療人になってほしいですね。花田学園には多くの卒業生がおり、色々な面でバックアップしてもらい感謝しています。